December 10, 2008

神宮外苑 #2

CAMERA : Rolleiflex Standard
FILM : FUJICOLOR PRO 400

ちょっとサイズを大きくしてみました。

October 30, 2008

東京都庭園美術館 #4

CAMERA : Rolleiflex Standard
FILM : FUJICOLOR PRO 160NC

上野は楽しいところだ。
特に目的もなくふらっと訪れても必ずどこかしらでクオリティーの高い美術展を見ることが出来る。
いわば美術の楽園街。

「ヴィルヘルム・ハンマースホイ 静かなる詩情展」を見た。
華美とは遠く対極の色調。コントラストは低く、派手さもない。
しかし洗練された静謐美は心の中に素直に入り込んでくる。
冷たく澄んだ水が体のなかを巡っていくような、そんな気持ちよさを感じた。

絵でも写真でも、透き通るような、静かでも力強さのあるものが好きだ。
そしてそういった写真を撮りたいといつも思っている。

October 25, 2008

東京都庭園美術館 #2


CAMERA : Rolleiflex Standard
FILM : FUJICOLOR PRO 160NC


2月のエントリーで、渋谷ル・デコで行われた写真展を見に行ったことに触れ、「安達さんという方の写真が印象に残った。今後も活躍するだろう」と書いた。
先月のある日、たまたまそのことを思い出しネットで安達ゆみこさんの名前を検索してみると、なんと初の個展を開かれるとのこと。個展なんてものは年に一回も開ければ良いもので、会期もたったの一週間しかないことを考えると、なんと良いタイミングで「たまたま思い出した」ものだろうと思う。

目黒駅から歩いて5分もかからない場所にあるギャラリーは、住宅街のなかにあるおかげで駅の近くにもかかわらず非常に閑静で、ゆったりとした気分で鑑賞することが出来た。また展覧会としては珍しくコーヒーやワインを御馳走になることが出来て、安達さんの柔らかい人柄も相まってとても居心地が良く、ついつい一時間以上も話し込んでしまった。

安達さんはアクティブな人だ。フランス、イギリス、スペインなどのヨーロッパから、アメリカ、キューバ、グァテマラ、中国、ベトナム、インド、パキスタンなど世界各国を旅している。ル・デコで展示していた写真もイエメンとネパールの写真だった。
個展終了間もなくして今度はヨルダン・シリアへ旅立った。また素敵な写真と話を聞けることを今から楽しみにしている。

August 1, 2008

Human excrement


Fireworks display #6
Originally uploaded by KENTARROW

毎年、近くで大きな花火大会が催されます。

県内・県外から沢山の人達が来るのですが、翌朝の家の前の路上に散乱している大量のゴミを見ると苛立ちや悲しみの気持ちに襲われます。写真からは伝わってきませんが、ビールの匂いやら焼きそばやお好み焼きの匂いやら、分かり易く言うとゴミ収集車の匂いが夏の熱気とともにムッと充満しています。いつもは綺麗な街なのに、本当に悲しいです。

これが毎年続くので、もう今後開催を止めにして欲しいのが地元民の正直な気持ちです。

今回だけでなく何処の場所であっても、地元の方達の協力があるからこそ、こういった大会は開催出来るのです。その人にとっては年に一回訪れるだけであっても、そこで毎日生活している人たちがいることを忘れてはいけないと思います。

と書いている自分も知らず知らずに誰かに迷惑をかけていることはきっとあると思うので、自分自身の戒めにもしたいと思っています。

May 31, 2008

作り手の言葉



Originally uploaded by kentarrow

「私が岩合さんから色々と教えて頂いた中で、一番印象に残っているのは"写真なんて撮らなくていいから、とにかく良く見なさい"ということなんです。それで良く見なさいって言われると大抵の人は"見た、分かった"って言うんだけど、じゃあ例えばあなたライオンの絵を描いてご覧なさいって言われても、普通なかなか描けないですよ。要は、見ているつもりになっているだけで全然見ていないんですね。カメラで撮ると見たつもりになるから、それがいけないって」(大貫妙子)

April 24, 2008

Have a happy life!!



Originally uploaded by kentarrow

近所の公園に野良猫の溜まり場になっているところがあり、毎日おばさんがエサをあげたりして面倒を見ている。
先日、そのおばさんが一匹の子猫を公園に連れてきた。なんでも交通量の多い道路脇に捨てられていたそうで、「これは危ない」と見かねて安全な公園に連れてきたそうだ。
この子猫は、本当に人なつこい。喉をさすってあげると首を目一杯に伸ばして目を細めゴロゴロと喉を鳴らす。お腹をさすれば、ペタンと横になり、体を右に左にくねらせて喜ぶ。おかげでカメラのシャッター音にもすぐに慣れてくれて、思いっきり寄った写真が撮れた。

今、この子はボランティア団体に引き取られて、新しい家族を待っている。人間を信頼して愛情を傾けてくれた子猫、今度は人間から余りある愛情を注がれる、そんな幸せな猫生を送って欲しいと心から願っている。

April 21, 2008

Pale



Originally uploaded by kentarrow

今日は日中淡い感じの空気で、ネガフィルムを見ているような空だった。

March 13, 2008

Life



Originally uploaded by kentarrow

+ + + + + + + + + + + + + + + + + +
Nikon F3
Carl Zeiss Planar T* 50mm/f1.4
E100GX
+ + + + + + + + + + + + + + + + + +

March 11, 2008

ripen


In Autumn
Originally uploaded by kentarrow

+ + + + + + + + + + + + + + + +
Nikon F3
Carl Zeiss Planar T* 50m/f1.4
E100GX
+ + + + + + + + + + + + + + + +

February 27, 2008

Peace


Peace
Originally uploaded by kentarrow

+ + + + + + +
GR-Digital
+ + + + + + +

February 17, 2008

東京散歩


Shibuya LE DECO 6F
Originally uploaded by kentarrow

昨日は展覧会巡りをしてきた。

まずは渋谷にあるギャラリー・ルデコ。写真家の渡部さとるさんが開かれているワークショップの生徒さんたちの展覧会だ。中には写真を始めて1年の方もいるそうで、どの作品も写真を撮る喜びがダイレクトに伝わってくるものばかりだ。そのなかでも特に安達さんという方の作品がとても印象深かった。これからきっと色々な場所で名前を拝見することになると思う。
ギャラリーの最上階では李(三田)基樹さんという方の個展が行われていた。人を中心とした街のスナップ。コントラストが高く粒子も粗いプリントで、森山大道風と言ったところ。作品を眺めていると、外国人の人が李さんと思しき方に声をかけていた。英語での会話だったので詳細は分からなかったが、しきりに"Daido" "Daido"と聞こえてくる。さらに "Not Daido" "Your work"とも聞き取れ、おそらく「これは森山大道の表現だ。大道ではなく、あなたの作品を作りなさい」と言っているのだろう。なかなかハードルの高い要求だが、かなり期待されている方のようだった。

ギャラリーを出て渋谷駅前のマックで昼食。ポテトをかじりながらふと横を見ると、小学生くらいの男の子が一人でハンバーガーを食べている。周りを見ても母親や父親の姿はない。ウイークエンドのお昼ともなれば家族で一緒にご飯を楽しむのが普通だろうに、一人でハンバーガーとはなんて可哀想なことだろうと思った。

次は銀座に向かい、ギャラリー銀座で行われていた画家・木村新さんの個展会へ。ウェブサイトでたまたま木村さんの作品を知ることが出来てその芸術性の高さに一目で魅了されていたのだが、実際に目の当たりにするとその力強くも優しい絵にただただ驚いた。一筆一筆に木村さんの情熱が塗り込まれているようだった。
自分自身絵を描いたことがないので、こういった場合にどう声をかければ良いのか分からず、しかしとにかく感謝の意を伝えたくて深々と頭を下げて「ありがとうございます」とご本人に言ってギャラリーを後にした。
折角カメラを首から提げていたのに木村さんのポートレートを撮らせて頂くのを忘れてしまった。きっと高揚していたせいと思うのだけど、本当に残念だ。

帰りは銀座から日本橋までのんびり歩いて、そこから電車で帰った。明治屋・日本橋高島屋・三越本店。この時代の建築様式がとても好きだ。

February 11, 2008

It's my standard


It's my standard
Originally uploaded by kentarrow

2月8日。早田カメラにて遂に購入。
オートフォーカスも、自動露出も、露出計もない、不便なカメラ。
ハンドルを巻き上げて、ルーペで確認しながらピントを合わせて、露出を読んで、シャッターをチャージして、そしてやっとシャッターを切る。
当然速写には向かない。

でも何なんだろう。
一連の所作をゆっくりと静かに行っていると、次第にこのカメラが醸し出す緩やかな雰囲気に自分も飲まれていくような感覚に陥っていく。心が洗われて穏やかになっていくのだ。これが二眼レフの魔力なのかもしれない。

このRolleiflex Standardの心地良さを上回るカメラは、僕にとってはないんじゃないかと思う。一生の付き合いにしていきたい。
今日から、これが僕のスタンダード。

My father


father
Originally uploaded by kentarrow

+ + + + + + +
GR-Digital
+ + + + + + +

February 10, 2008

Cleared my heart



Originally uploaded by kentarrow

清家冨夫さんの写真展を見に行った帰りに撮ったニコライ堂。

写真展に足を運んだのは生まれて初めてのこと。

心のなかにあった靄が晴れたような気がした。

清家冨夫写真展「WEST PIER」
http://www.gallery-bauhaus.com/080205_seike.html

+ + + + + + +
GR-Digital
+ + + + + + +

January 29, 2008

sublimity



Originally uploaded by kentarrow

+ + + + + + + + + +
Nikon F3
Nikkor 28-50mm
kodak UC100
+ + + + + + + + + +

January 22, 2008

十日市



Originally uploaded by kentarrow

+ + + + + + + + + + + + +
Nikon F3
Nikkor 75-150mm/f3.5
Neopan 1600
+ + + + + + + + + + + + +

Test


Give me food!
Originally uploaded by kentarrow

Flickrからのテスト投稿です。

http://rolleicat.blogspot.com/